夢の国でも登記?

今年もいよいよ関西でも梅雨入り宣言が先週行われ、

「天パがちぢむ!天パがちぢむ!」

と、第1回M-1GPの麒麟さんのように踊り狂っている越田です。

このまま祇園祭終了ごろまで踊り続ける予定です。

さて、私たち司法書士のお仕事は多岐にわたるわけですが、個人的に最も重要だと思う能力は「コミュニケーション能力」だと考えています。

もちろん事務処理能力や、法律を分析解析し正しく活用する力や、経営力、営業力、コンピュータリテラシーなどなどあげれば枚挙にいとまがないのですが、その中でもコミュニケーション能力=雑談力というものが欠かせません。

不動産登記を行う司法書士の仕事柄、「決済立会業務」というものが必ず発生してきます。

銀行等で不動産の売主様・買主様双方の売却意思等を確認し登記申請に必要な書類が揃っていることを確認した上でお取引にGOをかけるという大切なお仕事です。数百万から数億円という単位の取引が自身の確認+GOサインによって進むという身と胃が引き締まる(引き絞られる)思いをしています。

その立会業務の流れを簡単に説明すると

①「司法書士による確認(ヒト・モノ・イシ+書類)」

②「不動産仲介業社さんと売主・買主様による入出金等作業」

 ↓

③「銀行による融資実行・送金・出金手続き」

というだいたい上記①〜③の流れで行われるのですが、この③の間は当事者を含め司法書士その他全員がすることがなくなり雑談タイムへ突入します。この時間がだいたい30分〜長ければ2時間近くかかることもあり、その間司法書士は「地蔵」になってひたすら時計の秒針を聴き続けるか、軽妙なトークで時間をもたせるということになります。

この出金待ちの時間でいかに雑談力をいかすかということによって、当事者はもちろん不動産仲介の方にもとてもよろこばれますし、覚えていただくことによって再度の依頼につながるということも多々あります。

ですので私ももちろんそうですが、これから司法書士デビューをされるかたなどは特にこの待ち時間を潰せるための「雑談力」を磨くか、どんな属性の人に対しても大丈夫な「トークネタ」を準備しておくということを強く推奨します。

で、よーやくタイトルの話題に帰ってくるのですが、その雑談の一環として司法書士の中では鉄板となっている(??)トークが「某夢の国」においても登記が存在するというお話です。同業の中堅クラスの方ならほぼみなさんご存知だと思いますが、新入会の方なんかは意外に知らないことなので使っていただけるかと。

某夢の国の「シンデレ○城」にも実は建物の登記がされております。それぐらい日本での建物の登記というのは厳格な制度なんですというお話から

建物の登記簿の中には「建物の種類」という項目がありそこには通常「居宅・倉庫・店舗・共同住宅・車庫」などいわゆるどういった使い方をするのかといった内容が記載されている項目があります。

私が知る限りオンリーワンの建物の種類が記載されているのが、某夢の国のアトラクション「スプ○ッシュマウンテン」であり、登記があることも驚きなのですがこの建物の種類が「スプラッシュマウンテン」となっています。

アトラクション名がそのまま建物の種類として使われるといった他に例を見ないめずらしい登記簿が出来上がっています。当時申請された方や登記官の方々の「どーすんのこれ?」とゆう苦労が見え隠れしている気がしますww

といったお話ができれば大体30分程度尺が稼げますので困った時にでも使っていただければなと思います。

話すことを好まれない方などもいるのでその辺は空気を読む必要もあるのですが、こーいった定型のネタを話しているうちにトークすることや現場の雰囲気にもなれてなんとなく和やかにたわいもない話ができるようになっていくものだと思います。

しかし、同じような話を同じ営業さんの前で何度か見せていると「先生あの話してくださいよー」って振ってこられるときがあって少し恥ずかしいですのでお気をつけてww

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